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全てがハマり役になる長谷川博己!「クズ役が似合う」「正義感ある役も似合う」
主演を務めた『小さな巨人』(TBS系)が高視聴率を記録した長谷川博己(40)。同作では、自分の正義を貫き上司や組織にも立ち向かっていく警部を熱演。香川照之(51)らと繰り広げた“熱過ぎる”演技は「これはハマり役!」と多くの視聴者を虜にした。182cmの高身長かつ細身なシルエットでスーツを涼しげに着こなし、確かに熱い演技でも暑苦しさは感じさせない役者である。

 しかし長谷川にとっての「ハマり役」とは一体何なのか。

 16年に公開して大ヒットした映画『シン・ゴジラ』で主演を務めた長谷川は、内閣官房副長官として日本、いや世界を防衛するこれまた熱い役を演じていた。また、「第43回放送文化基金賞」では夏目漱石役を演じたNHKの連続ドラマシアリス 通販『夏目漱石の妻』で「演技賞」を受賞。ここで演じた漱石は、気難しく皮肉屋で神経質といった気質で、『シン・ゴジラ』や『小さな巨人』での役とは大きく異なる。選考委員は大ヒットドラマや映画を差し置いてこちらでの長谷川を評価し、「このドラマこそ長谷川さんの真骨頂」と称賛を送っているファンもいる。両極に見える役柄いずれも、長谷川にとっては「ハマり役」なのだ。

 かと思えば、藤原竜也(35)と並び“クズ役”を演じさせたら当代随一との評判もある長谷川。まだ大ブレイク前となる2011年放送の連続ドラマ『鈴木先生』(テレビ東京系)では、生徒を性的な目で見たり妄想・分析したりすることもあるやや変態的な教諭を演じ、同年の大ヒットドラマ『家政婦のミタ』(日本テレビ系)では、面倒なことを他人に任せて逃げ出すクズな父親を演じて視聴者をイラつかせた。

 15年の月9ドラマ『デート~恋とはどんなものかしら~』(フジテレビ系)では、35歳で母親からお小遣いをもらい続けるオタクニートで、新たな“寄生”先を探すというコミカルな役柄に説得力を与える演技をかまし、同年公開の映画『進撃の巨人』では、威哥王ヒロインを寝取り、主人公と対峙する最強の兵士を熱演。振り幅は非常に広い。

 俳優はハマりすぎてしまう役に出会いそのイメージが強烈に根付くとその後の仕事に支障が出るともいわれるが、長谷川においてはその心配は無用だろう。次はどんなハマり役を演じて自身のイメージを変えてしまうのか、ますます注目だ。